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    兵庫県の重要文化財建造物       2018-2-1 現在
番号・名称 年 代   構造等
174 姫路城イ、ロ、ハ、ニの渡櫓
   (ハの渡櫓) (国宝)
慶長14年(1609)頃 二重二階、地下一階付、本瓦葺
姫路城ハの渡櫓 (撮影:2023-7) 姫路城ハの渡櫓 (撮影:2023-7)
特徴等
姫路城は、姫山に設けられた赤松氏の居城にはじまると伝わり、その後豊臣秀吉の中国攻めの拠点となり、次いで慶長5年(1600)に関ヶ原の戦いの功により城主となった池田輝政により増築を含む根本的な整備が行われ、慶長14年(1509)末には概ね完成したと考えられている。我国の城郭建築最盛期を代表する重要な城郭であり、平成5年(1993)には世界文化遺産に登録された。白漆喰塗りの城壁の美しさから、白鷺城の名で呼ばれている。
ハの渡櫓は、乾小天守と西小天守を繋ぐ渡櫓で、天守台の西面を形成する要素になっている。二重二階、地下一階の南北棟で、南側は西小天守の1・2階が北に延長されたように見える。北側は乾小天守の妻面と棟を直交させて接している。連立天守郭の姿が良く分かって興味深い。 
参考資料:国指定文化財等DB(文化庁)/世界遺産姫路城website(姫路城管理事務所)

2023-8-25